品川ジャズフェスティバル、無事終了しました!
- 錚々たる日本のJAZZミュージシャンが出演しました!
私も歌わせていただき感謝の思いでいっぱいです♫
東京新聞に記事が載っています♫
写真は実行委員長の平野学さん。1945年8月生まれ。狛江市出身。高校卒業後、会社員を経て起業を志し、65年開店の新宿ピットインで修業を重ねられたそうです。
「家族ぐるみで聴きに来られる身近さがあるのに、出演者はビッグネーム。そこが最大の魅力なのかな」
商店街がひしめき、下町風情も漂う東京都品川区の中延(なかのぶ)地域でジャズフェスティバルを開催して三十年超になる。今年も三月十九日に区立荏原文化センターで開催。その実行委員会委員長として準備に忙しい。
森山威男さん(ドラム)や市川秀男さん(ピアノ)、キャロル山崎さん(ボーカル)らが今年は集う。「毎年、これほど大御所がそろうのはここだけでは」と胸を張る。
東急池上線の荏原中延駅から徒歩一分にある「ジャズスナックまつ」のマスター。一九六九(昭和四十四)年に二十三歳で独立し開業するまでの三年間、日本を代表するジャズクラブとして知られる「新宿ピットイン」(新宿区)のチーフマネジャーを務めた。「一流奏者たちも二十代の駆け出しの頃から知っている。ピットインの生え抜きメンバーも多いしね」。手弁当程度のギャラで集まってくれるのは、そうした間柄があるからだ。
八九年に「まつ」の開業二十周年と荏原中延駅の地下化を記念して初めてジャズフェスを開催。好評で三十周年、四十周年でも開いた。出演者の豪華さもあって「なかのぶジャズフェスティバル」として定着した。以降は毎年、開く恒例行事になった。昨年から名称を「しながわジャズフェスティバル」に格上げした。
ビッグネームがそろう分、難しい面もある。「みんな自分のやりたい曲がある。最初の頃に来てもらった山下洋輔さんや富樫雅彦さんから『セッションは嫌だ』なんて言われたり…。それでも最後は皆で楽しく演奏して丸く収まる」と笑う。
フェスではジャズに疎い人も楽しめるよう、演奏曲を人気投票で選んでもらう住民参加型を採っている。井上陽水さんの「少年時代」など多くの人が知る三十曲を挙げ、商店街に設けた投票箱に投じてもらう。商店街に足を運ぶきっかけにもなる。
新型コロナウイルス禍で発表機会の減ったアマチュアに向けたコンテストも三年前に創設した。一流プロを審査員に据え、大会を盛り上げる。地元小学生の楽団に前座で出てもらい活躍の場も提供する。
独自のリズムで街を盛り上げる。「何度やっても運営は大変だけど、地域の人が喜んでくれればやっぱりうれしい。できる限り長く続けたい(井上靖史)