どういう経緯でレコーディング?
親愛なる皆さま ♡キャロル山崎♡です^^
いつも応援していただき本当にありがとうございます!
前回のメルマガに続きまして、今回はどういう訳で山下洋輔さんに演奏していただけることになったか、をお話しします。
2021年7月3日、熱海で土砂崩れが起きました。平穏な日常を一瞬で奪い、尊い命までも失う大惨事。そしてこの日は湘南ビーチFM主催の生放送ライブが行われる日、リビエラ逗子マリーナでは山下洋輔スペシャルカルテットをお迎えしていました。前回はコロナ渦での開催にブレーキがかかり中止となっていたので、今回こそは!と嬉々として準備を進める中での熱海。私の中で何かがパーンッと音を立てました。思ったこと、やりたいことは突き進んで挑まなきゃ。今、行動に移さなくていつやるの?いつか?いえ、今日しかない。山下さんに体当たりでお願いしてみよう!と。
ライブはエネルギッシュに一部が終わり、短い休憩時間。他の方々と懇談中だったかもしれないところを分け入り、言いました。「山下さん、私、横浜にちなんだ曲ばかり、例えば“港の見える丘”や“悲しき口笛”をレコーディングしたいのですが演奏していただけませんか?」と!それまでご一緒したこともないのに!この日だって私は司会、どんな歌手かもわからないはず。ですが、答えてくださったのです。『僕にできるかなぁ、、』すかさず、できますよ!と私。(笑)
先日、音楽雑誌での山下さんとのインタビューの際、このことに触れると、横浜にちなんだ曲だけ、というコンセプトに対してのお答えだったようです。歌に対しての不安ではなくてよかった(笑)また、私の行動に対して、「キャロルの“特攻精神”が功を奏した」、と記事に書いてくださった方いらっしゃいました(笑)(JAZZ JAPAN誌Vol.143 page044)
本当にそうですね!
以前から、横浜にちなんだ曲をムード歌謡にならないよう、骨太の演奏家と歌いたい、と思っていました。そしてそれはは山下洋輔さんしかいない、と!休憩時間が終わる頃、マネージャーさんへ走っていってお伝えしたのは言うまでもありません。
皆さま、経緯がお分かりいただけましたでしょうか。
最後まで目を通していただきありがとうございました。
以下はこれからの山下洋輔さんとの共演スケジュールです。どうぞ足をお運びくださいね。
8月31日(水)NHK横浜放送局R1が送る全国番組「スペシャル・ジャズ ライブ(17:05〜) 山下洋輔
9月21日(水)CD発売記念ライブ @野毛ドルフィー
山下洋輔スペシャル・カルテット ご予約:ドルフィー045-261-4542
10月31日(月)関内ホール ガス灯記念コンサート(仮題)
C&H Sky Jazz Orchestra スペシャルゲスト 山下洋輔